2011年07月30日

日本の大人はなぜマンガを読む

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 大人がマンガをよむなんて、と欧米人観光客が日本に来た時の驚きの一つだそうです。
ビシッとスーツを着こなした中年サラリーマンが、電車の中でアタッシュケースを広げて取りだすのが一冊のマンガ。こんな風景は日本人は見慣れているが、外人には異文化の様子。

 原発事故収束が進まない関東圏を逃れてか、京都には大勢の観光客が戻ってきました。祇園祭をきっかけに、外国人の姿もたくさん見ます。少なくとも、関西圏は安全、と世界も認めたのでしょう。

 前回に引き続き、テレビ東京、テレビ朝日等のニューヨーク支局勤務で報道番組を作っていた元アナウンサーの藤原広美さんをゲストに招き、活字と映像、マンガ、映画などの違いをトークしました。藤原さんはニューヨーク大学のメディアを学んだ経験もあり、この分野のプロです。

 トークは、メディア論から、洪水、原発事故、最近NHKが報道した「グリコ・森永事件総括」など多岐のテーマにわたり、新聞とテレビ、マンガ、映画など多岐なメディア論へと及びました。


 ところで、『日本沈没』を描いたSF作家小松左京氏が亡くなりましたが、小松さんが40年以上も前から心配していた地震と原発事故が、とうとう日本の現実になりました。同時代を生きた大知識人の懸念を生かすことができず、テレビの似非文化人たちがたわごとの嘘を述べたてている今、失敗を繰り返し続けたわれら日本人。小松さんとは面識もありましたが、科学知識が豊富で、談論風発、学生時代には多くを学びました。訃報は誠に残念なことです。(柴山哲也)

 なお番組内で放送した大阪の映画復興企画に関して、元谷朋子から以下のお知らせがあります。
「夏休み・こども映画教室」@大阪 
 http://co2ex.org/blog/957/

 自分たちでストーリーを考え、お芝居もして、カメラで撮影、そして編集もしてみる。
映画監督を先生に迎え、楽しく映画の作り方を勉強してみよう!
完成した作品は来年3月の「第7回大阪アジアン映画祭」で上映されます。
主催:CO2(シネアスト・オーガニゼーション大阪)。



 


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2011年07月09日

食べ物がおかしくないか

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 梅雨明けの京都では祇園祭の囃しの音が響いています。
祇園祭りは京都の町衆たちが疫病除けの祭りとして始めたといいわれますが、囃しの音とリズムには京都の蒸し暑い夏を少しでも和らげてくれそうな、絶妙な響きがあります。
 祇園祭といえば加茂川名物の床。氷を浮かべた鱧の落とし、という京都ならではの味覚です。

 食といえば、スーパーの棚に並ぶ食材に異変が起こっているようです。関西ではこれまでほとんど見なかった宮城産、青森産、茨城産、千葉産、福島産など関東・東北の野菜や魚、海産物が並ぶようになりました。

 震災で被災地支援のためにできるだけ被災地の産物を食べようというスーパー等の方針があるらしいのですが、これまであった京都産、滋賀産、瀬戸内産、日本海産などの食材が少なくなり、棚から消えていることもあるそうです。
 被災地支援はいいのですが、消費者の選択肢がなくなるというのはいかがなものか。

 福島産の牛肉から規制値を上回る放射能が発見されましたが、汚染牛はすでに全国のマーケットに出回り、大阪や愛媛にも届いているようです。

 被災地支援のためとはいっても、体に有害なものを食べさせまで支援することを誰が許可したのだろうか。
 どうやら放射能汚染は食べ物へと広がり始めました。

 安心して被災地の食品を遠方の人が食べるには、国が嘘いつわりのない検査データを食品に表示し、消費者に買う、買わない、の選択肢を与えるべきです。

 多かれ少なかれ日本は放射能汚染されたはずだから、消費者はこれから放射能を付き合って生きてゆかないといけない。メタボ検査よりはるかに重大です。
 カロリーを気にするように国民は放射能を気にして生活することになるのですから、カロリー計算ならぬ「摂取放射能計算の手引き」を国は示すべき時代ではないでしょうか。

 食べる楽しみ、グルメを満喫していた時代が懐かしくなります。
食材の放射能汚染を気にし始めたら、せかっくの有機栽培の意味もなくなってしまいます。
 しかし、仕方ありません。

 今日のトークは、「食」です。
 ゲストはニューヨーク留学を終えて帰国し、現在は京都の大学院で学究生活を送っている元民放アナウンサー、藤原広美さんです。さすが元アナウンサー、トークには切れがありました。



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